日本酒を楽しむための酒器といえば徳利とお猪口をイメージする方も多いと思います。 徳利とお猪口には様々な大きさと素材のものがあります。 コレクターもいるぐらいですからね。

7℃で美味しい生貯蔵酒を、いろんな温度で試してみました。 まず、7℃ってどんな温度なのでしょうか？ 冷蔵庫で冷やしているミネラルウォーターや牛乳を液体温度計で測ったところ、だいたい9℃〜10℃でした。

肉や魚の臭みを消し、マイルドにするため、柔らかくするため、日本酒に含まれるアミノ酸が旨味を引き立たせるため、などなど理由は様々！ 日本酒を入れることで、奥行きのある料亭の味にも近づけます。

日本酒は、様々な温度や飲み方を楽しむことが出来る世界にもあまりないお酒です。 日本酒を燗につけて飲む習慣は、江戸時代中頃に一般的になったそうですよ。 燗酒にして飲むと、お米の香りがふんわりと広がり、味にも奥行きが感じられます。 体温に近いため吸収も早く、飲みすぎを防いでくれます。